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顔が映っている動画を削除・賠償請求したい

【当サイト監修】尽心法律特許事務所 堀尾純矢 弁護士(静岡弁護士会所属)

自分の顔が映っている動画を投稿されている!削除・賠償請求するには?

カメラを持つ女性

YouTube上には他人のスキャンダルなどを取り上げる「モノ申す系」と呼ばれるジャンルや外で配信を行っているチャンネルなど、他人の顔を映した動画が多くアップロードされています。

ここでは、自分の顔が映っている画像や動画を利用されたり、YouTubeの動画撮影の現場に居合わせた際に映り込んでしまった動画がアップロードされたりなどの場合について解説します。

肖像権の侵害に該当する基準

他人の氏名や肖像を含む動画を無断で公開する行為は肖像権の侵害になります。YouTube動画において肖像権の侵害に該当するかどうかは以下の4点を基準にしましょう。

個人が特定されない範囲で、群衆の一部として映り込んでいる場合には肖像権侵害が認められない可能性もあります。また、イベント会場などカメラでの撮影が予測できると思われる場所では、映り込んでいても肖像権侵害を訴えることは難しいでしょう。

このケースにおける法的責任

不適切

肖像権侵害行為に刑事罰はなく、民事上の法的責任としては差止請求や損害賠償請求のいずれか、または両方の請求が認められます。

また、動画の内容が他人の肖像を利用して虚偽の事実を流布するなど名誉を棄損するような内容であった場合、民事上では慰謝料や謝罪広告の請求、刑事上では3年以下の懲役若しくは禁錮又は50万円以下の罰金が侵害者に科される可能性があります。

弁護士からのアドバイス

弁護士 堀尾先生
堀尾先生
パブリシティ権の保護対象となることも

社会的影響力のあるインフルエンサーとして認識される一般人が増えてきています。フォロワーの数が多くなると話題・注目の的となってしまうため、YouTuberから取り上げられる可能性も少なくはありません。

自らの顔写真をインターネット上に公開しており一定程度知名度が認められる場合においては、一般的な肖像権ではなくパブリシティ権の保護対象となることがあります。その場合の対応は内容如何になってしまうかもしれません。

また、外で撮影を行っているYouTube撮影に通行人という形で映り込んでしまった場合には肖像権侵害が認められづらいのが現実です。そのため、自分の顔をネット上に公開されたくない方はカメラが回っている場所に近づかないようにしましょう。

無断利用への対処方法

カメラレンズ

自分の肖像が無断で利用された場合、何らかの対応を取らなければ動画は削除されません。ここでは削除申請を出す場合と法的措置を検討する場合のそれぞれについて、どのように対応すべきかを紹介します。

削除申請を出す場合

削除申請を出す場合は、プラットフォームを管理しているYouTubeに対して申請しましょう。申請方法は動画にある『・・・』のボタンから「報告」を選択し、「権利の侵害」をチェック。必要な項目を入力すれば動画の削除依頼が可能です。

通算で3回以上削除依頼が出されたチャンネルに対しては、アカウント停止処分が下されます。今後の被害を防ぐためにもまずは報告の対応をおすすめします

法的措置を検討する場合

無断利用が悪質な場合は法的措置の検討も可能です。肖像権侵害に対しては民事訴訟を行え、詳細な対応方法は侵害行為の差止請求や損害賠償請求が考えられます。

また、無断利用された動画によって名誉を棄損された場合には名誉棄損による法的対応も可能です。無断利用された証拠や状況・経緯などを記録の上、弁護士に相談するようにしましょう。

静岡弁護士会所属
【当サイト監修】IT弁護士 堀尾 純矢 先生

インターネット関連の訴訟や個人情報の開示請求へ取り組む弁護士として有名。
インターネット上での著作権や肖像権、誹謗中傷などへ力を入れて対応。YoutubeやSNSでの訴訟にも詳しく、他弁護士事務所から相談や依頼者の紹介を受けている。
新しい分野の訴訟問題のため、誰でも気軽に相談ができるよう、LINEによる相談受付を行うなど、その親しみやすさからも支持を集めている。

堀尾先生が所属する
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